きらきらすてぃっく

主に舞台関連 / 個人記録用です

【ネタバレ含】SHOW BY ROCK MUSICAL 感想


以下軽くネタバレ含みますがレポではありませんのでご了承ください。











千秋楽のみ観劇してきました。
すごい。
もともとビジュアル公開された時にキャスト発表でもやっとしていたところがパキッとハマったのですが、生で見るとよりすごい…。

まず、衣装とウィッグのクオリティがものすごく高い。しっぽが、しっぽがとてももふもふしてる。(笑)さらにキャストさんの体型がなんかもうそのまま出てきたんじゃないかってくらいピッタリ。あってる。

みなさんとてもいい身体してるので、(本当に筋肉がすごい。ロムさんに持ち上げられたい。それでいて脚とか腰は締まって細いからすごい。)衣装がまた映えること…。
裸エプロンは噂には聞いていたけど生で見るとパンチが違うね。しかもロムさんポムポムプリン…。ポムポムプリンかわいすぎだから。(笑)ロムさんがクロウにキティエプロンつけてあげたんですが、「これ俺の夢だったんだよ…」としみじみロムさんは言ってました。ヤイバとアイオンは「いい光景だな」「なごむ」とボソボソ呟いてました。キティエプロンのクロウくん可愛かったよ…。

最初の方にラーメンの歌(?)歌ったのがかなり衝撃的でした(笑)あれ、本当にめっちゃ好きなんですよ…たぶん知ってる人はみんな好きだと思うんだけど…
ちゃんとこっち見んなもしてくれて最高に笑いました。

ドロップアウト先生との対決も笑い死ぬかと思った。
まずヤイバとカブトさんのリズム対決。ここでヤイバのしっぽがくるんとまわって脚に挟まるというとてもかわいいアクシデント?が。けも作品のいいところだなあと…。鳥越さんめっちゃバク転してたのとてもよかったです。罰ゲームはカブトさん。カブトムシの鳴き声…ってなんだろうね…。
次にテントくんとアイオンの肺活量対決。どっちが長く声を出せるか、だったのにまさかのアイオンが途中で「止めて?」と頼む謎行為……。(普段はみんなが止めて、負けるらしい)罰ゲームはライオンの求愛でした。あんな近くでアイオンの求愛みたらもう、ね…。
最後にクロウとクワガタさんのギター対決。負けたクワガタさんの罰ゲームはクワガタの産卵。(もちろんロムさんの提案だけどロムさん自分でも何言ってるのかわかんなくなったらしくシンガンみんなでハケようとしてた。)
クワガタの産卵ってなんだろうね…。(2回目)

そしてなんといっても三津谷さんのシュウ☆ゾーにとても期待して行ったんですが、期待を軽く超えてくれました。
キラキラ輝くトップスターの夢銀河アイドルが六本木に存在した…。
キラキラの中にある闇も、その闇にのまれてしまうところもすごく自然に表現されていてよかった。特に闇状態でクロウと対決するときの笑顔がもうとっても闇に満ちていてすごく素敵だった。闇に染まった笑顔がとても好きです。
それでも戻ってくれたときは嬉しかった…やっぱりキラキラアイドルのシュウ☆ゾーくんがいちばんだね👏
リクくんとカイくんもそれはもうものすごく可愛くてわたしはあの大きなしっぽに挟まれて眠りたいと思いました…。シュウゾーくんを慕う純粋な2人が本当にとてもとてもとてもかわいかったよ!

二幕はライブシーンメインの物語。
これがまたものすごく熱い…!かっこいい…!すっかり家畜になりました。なります。嫌でもあの流れは家畜にならざるをえません、、トライクロニカは残念ながら闇に包まれたままの演奏になるけど、それもまたいい曲だなあと思った。
ロムさん(とクロウとツインズ)がしっかり目を覚まさせてくれて、トライクロニカはキラキラのアイドルに戻って、みんなの前でシンガンとセッションライブします。ありがとう、トラクロ。ありがとう、シンガン。

挨拶ではトライクロニカの3人が「ファンあっての自分たちだ」というセリフについて、すごく身にしみる言葉だと言ってくれました。
アイオンさんにはまた召喚(アンケートに再演を希望)してくれと頼まれました。(笑)

アンコ後も拍手はずっと鳴り止まなくて、終了アナウンスが3回なったのをきいたのは初めてでした…。
アンケートも今までに見たことがないくらいの人数が記入していて、とっても愛されている舞台だったんだなあと思いました。
初日と千秋楽は全然演技が変わってしまったと米原さんが言っていたので、初日も行けばよかったと後悔…。

必ず再演あると思います!
次にやるときはチケット戦争になったりして…?と思うくらいリピート率が高そうな舞台でした。
お話を見に行くよりもキャストさん(キャラクター)を見に行くって感じなんじゃないのかあと思いました。
ここ、(キャラクター)ってのが他と違うところで、俳優さんではなくその役をやってる人に会いに行きたいみたいなニュアンス…。伝われ…。

今度は初日も中日も千秋楽もとります。(笑)

書き損じあったらまた付け足すと思いますが一旦おわり。

【ネタバレ含】舞台 薄桜鬼〜ssl〜 感想



舞台 薄桜鬼〜ssl〜を観劇しに行きましたので、いつもの通り感想をぽつぽつと。
ネタバレを含んでいますが、レポではありませんのであしからず…
公演自体は終わっていますが、見たくない方はお戻りください。











わたしはドラマ版を初回と+2回くらい…?を途切れ途切れ見てました。
最初は録画していたのですが初回以降なんか色々変わってどこにあるのかわからなくなって以来リアタイできたときだけ見る…という感じでした。
また、薄桜鬼も全くわからなかったので(薄ミュは何作かDVDで見ました)設定等あまりわかっていないまま観ましたが、面白かったです!

この面白かったというのは単純に笑えたという意味の面白いなのですが…

お話は薄桜学園でテスト〜学園祭が終わった後のクリスマスパーティーに向けてのお話でした。すごい。季節がぴったりすぎる。(笑)

客席にパイプ椅子を持ってきて座り、客席全体を全校集会のようにみせる演出はとても面白かったです。しかも長かった…。
前の方の通路席の人は緊張しそう……
かなり荒々しくドアを開けていて(演技で)、ドアの真横まで席があったのでキャストさんがお客さんに謝ってたりしていました。(笑)

あとは……
全体的にギャグってイメージでした。
ちゃんと恋愛っぽいシーンとか、シリアスっぽい???シーンも含めてなんか笑っちゃうような……そんな感じでした。

みんな千鶴ちゃんからプレゼント貰いたいんだよね。うん。
斎藤さんの慌てっぷりは本当に可愛かったです……。(笑)

クリスマスパーティーは本当に楽しそうだし見てて楽しいし突然ヘイ!ヘイ!って踊りだすのも笑いました。

ただ、これはゲームでもあるお話なのかよくわからないからなんとも言えないんですけど、「お父さんが、薄桜学園のみんなが本当に千鶴ちゃんを必要として大切にしているかを確認するためにクリスマスパーティーの途中で千鶴ちゃんを監禁してみた」っていうのが話の主軸だった?のが弱っ……弱すぎる……

でもギャグだからいいのか……

笑うポイントとかかわいいポイントはたくさんありました、ありすぎました。

特に風間千景さんがほんっといい味出してる……
台車で登場したり生徒会の仕事全くしてないってみんなから言われちゃったりドリンク飲みまくってたり(笑)
sslのギャグの千景さんはあのくらい面白い方がいいのかも。(笑)

キャストさんみんな楽しそうで、お客さんも楽しそうで、笑えて、クリスマスパーティーして……

クリスマス1回終了した気分です

映画はバレンタイン?らしいですがやっぱり生で演じてるのを観れる方が絶対面白いような気がします。
映像だと間延びしそう……
ですが、みにいけたら行きたいな、と思います。


【補足】
千秋楽は補助席があったのですが、普通に階段に座布団を置かれた席でびっくりしました……シアターサンモールさんでは毎度こうなのでしょうか??
もはや席と呼べるのかわからなすぎて笑ってしまいましたが、これが普通ならシアターサンモールの補助席は覚悟していかないとなあと思いました。(笑)

ダイナリィ 感想


とても遅くなってしまいましたが、下書きが残っていたので曖昧な記憶とともにあげます。

カムカムミニキーナ劇団旗揚げ25周年記念公演『ダイナリィ』を観劇してきました。

一言で言えば【面白い】です。

以前も述べましたが女性向け舞台?ばかり見に行ってるので(笑)とても新鮮でした。

ただ設定が難しくて最初のうちはものすごく考えて見ていたんですけど、そのうち、いーや!と思って投げ出して見ました。
でも、考えて見てる時も面白いし、投げ出した後も面白いから不思議でした…。

お話は劇団が記憶のないマリアの記憶を再現して演技しているうちに現実がどれかわからなくなるものだったんですが
うーん、これ、文字で説明できないですね。(笑)

席に置いてあった説明を見てもわからず。最初はわかるのか……?と不安でしたが、すごい速さで進む展開とちょいちょい挟まれてくる笑いについていっていたら、終わった……という感じでした。

ケルトン舞台ということで、下に小道具がたくさん(もう、本当にすごい量です)あるのが見えたり、はけたあとその小道具を準備する役者さんたちが見えたり、普段はみれないところもみれて、まさに目が足りないって感じでした…

ソファーがめっちゃ大変そうだった(アフタートークでめっちゃ邪魔だし大変だって言ってた)のに、ものすごく一瞬しか出てこなくて笑いました(笑)

ああ、泥沼さんすごくかっこよかったなあ。(結局)

マリアちゃんの歌声もとても素敵でした。

なんだか得体の知れない怖さと、面白さと、ものすごい勢いを一斉に浴びて、もう一度見たいなあと思える舞台でした。

残念ながら二回いけませんでしたが…
また来年にカムカムさんの公演をみにいけたらな、と思いました!

2.5次元舞台について


防衛部の舞台化が決まって、1人のキャストさんが原作ファンの方の気持ちを考えて頑張りたいという内容ブログをアップした。

俳優ファンはそれを「ほら!こんなに考えてやってくれるんだよ!頭越しに否定しないでね!」とその記事を広めているけど、原作ファンはそれを見てどう思っているんだろう。

防衛部に関しては周りにファンがいないので今回の舞台化についてものすごく否定してる人はいなかった。

ただ、キャストさんがそんなブログを書いたってことはある程度原作ファンから文句があったのか、と思って少し調べてみたらどうやら三次元化するなら中の人(声優さん)を出せということなのかな…?

確かに防衛部は声優さんがいて出来上がってる感が、にわかというかアニメ第1話しか見たことないわたしでさえなんだかわかる。

まあ声優さんを舞台出せとかいう輩は私的には意味がわかりませんけどね。
声優さんは声優さんであってキャラに見た目も何もかもなりきって演じろというのは違うだろ、と…
そういうのはイベントで充分……

別に声優くれくれ輩の文句を言いたいわけじゃないんです。

わたしは
大して世間に知られていないが、所謂ヲタクと呼ばれる部類からは絶大な?人気を誇る、既に他の人物(声優)と強い結びつきをもった作品
に関しては舞台化するべきではないのではないかと思う。

もちろんこの2.5次元の火付け役と言われているテニミュなんかは声優もいるし原作から大人気だし
それでもテニミュは人気じゃん!と言われれば、そうだね、としか言えないんですが

わたしは俳優さんが
「初日を迎えるのが怖い」
って思いながらその役を演じるのが凄く嫌です。

それは大舞台だから、とかやった事のない役だから、とかではなく
「原作のファンから叩かれたくない」という思いからくるもの限定で。

いや、別に思っててもいいんだけど
前にもこのブログで書いた8月のとある舞台では主演の俳優さんがカテコで
「初日を迎えてお客さん反応を見るのが怖かった。」って泣いたんですよ。

精神論を言ってもしょうがないんですけど、わたしは2.5をやるならその俳優さんにはキャラを好きになってもらいたいと思っています。まあ、見かけだけでも。

でもこれじゃあ明らかに無理矢理頑張ってる感じがしません???

別にその俳優さが悪いと言ってるわけじゃなく、元々本当に批判が凄くて、ファンさえも暗い気持ちになるくらい「似てない」「最悪」「中止しろ」みたいなことを本人たちは直接原作ファンの方々から言われてたから、しょうがないと思う。

原作ファンは言い過ぎだと思ったけど
思ったことを言う権利は誰にでもあるしやめろとも言えません。

ただ、こんなに全員が嫌な思いをして、最後だけ、見に行った少数の人が思ったよりかっこよかった!と思い、出演者が思ったより文句言われなくてむしろ褒められて良かった!と思うだけなら
やらなくてよくないか……

だって見に行ってる人は見に行きたいから行ってるのであって……
そりゃ文句もそんな大声で言わんだろ……

まあ書いてるうちに何が言いたいのかわからなくなっちゃいましたけど
ある程度批判が多そうだと予想されるものは舞台化しないでほしいです。

原作ファンが望んでないのは前提で
俳優ファンだって推しが叩かれてるところなんて見たくないですし
俳優さんだって叩かれたくないんだから

これはいける!と思って力を入れるならまだしも最初から少ないキャパ手抜きの衣装アニメ縮小版の脚本でやるなら本当にやらないでください!!!!!!
本当に

本当に……

【ネタバレ含】舞台 攻殻機動隊 ARISE 感想


日舞攻殻機動隊を見てきたので感想などを少し。
内容を書いているわけではありませんがネタバレもあるので嫌な方は見ないでください。












世界初の3D映像を利用した舞台ということで、どんな感じなのか非常にわくわくしてました。
メガネは入り口で渡されました。
5列目中央付近だったのもあるかと思いますが、映像はかなり見やすかったです。キャストさんの動きに合わせてものが飛び交う様子が3Dで見れたり、予想はしていたんですが映画を見てるような感覚でした。特に目がすごく疲れるということもなかったです。
ただ、キャストさん側から見た客席はすごい奇妙なんだろうなあ……と思いました。みんなメガネかけてるはずなので。(笑)

お話はARISE見てない人には何もわからなかったです。(私)
攻殻機動隊はちょび〜〜っとだけ見たことがあったんで、理解できるだろう!と思ったけど無理でした。
わたしはあれアニメでみてもわざわざネットでどういう意味だったかとか調べないとわからないので(理解力がない)脚本がどうのこうのとかではないです(笑)

基本的にシリアス、というかずっと戦ったり心理戦をしていたりするんですけど、笑えるシーンもあったりして、何もわからなくても面白いと思うシーンはありました。

ただ1番笑ったのは最後のダンス……?
あ、あれは一体……なにを……わたしは何をみて……
みんな真顔で踊ってるのが面白すぎました。でも笑えないです、本当に。
いや〜〜でもみんなすっごいスタイルいい!背が高い!背で選んだのかな!?と思うくらいでした。素敵。

あとは、普段女性向け2.5次元舞台ばかり行ってるので、男女比が半々くらいだったのにはびっくりしました。
海外の方もいたり、たまたま両隣とも男性だったりで、新鮮でした。
おじさん、鼻息すごく荒かったけど……
でもわたしも興奮しましたよ。草薙が脱いでるシーン。(笑)

なんだかとても〝演劇〟を見てるなあって感じました。舞台とか道具が豪華!
劇場でこんなに設備が変わるものなのか〜と。

また芸劇に舞台見に行きたいなあと思いました。

【ネタバレ含】舞台 弱虫ペダル IRREGULAR 感想


舞台弱虫ペダルIRREGULARを観劇してきたので感想を。
ネタバレあり、個人的主観のみで書いているので閲覧の際は気をつけてください。












お話はおおまかに、インハイの総集編に東堂さんの過去と巻島さんの過去、そしてインハイ後の各校のお話という感じでした。
かなりギャグ多めで、わたしは笑える舞台が好きなので楽に見れました。

今作以前も笑わせるアドリブ等多いイメージだったのですが、前までは大人達(郷本さん、滝川さん、村田さん)と鳥越さんがギャグ要員なイメージが強かったので、今回はみんながおふざけしてて楽しかったです(笑)

コール&レスポンスも多くて、
『東堂さま〜!』からはじまり、『ショ!』まで言わされます。
客席登場もなかなか多かった……

小野田くんが小越さんになったことでものすごく1年生がフレッシュになった気がしました!(笑)
特に小野子、泉子、鳴子(笑)のシーンと鴨が最高に面白かった…ちょっと鴨しつこいですが(笑)
あと、東堂のスリーピングクライムの音楽のところでパズルライダーのみなさんが変な踊りしてたのに無駄にツボりました。面白かった。

巻ちゃんが海外に行く前に小野田くんとクライムするシーンがとても大好きで、とても大切なシーンだと思っていたのでそこでレスポンスとかはいらなかったかなあ……とは思いました。でも、普通に楽しかったです(笑)

あまりシリアスなことはないので全体的にギャグだったのはわかるんですが、ちょっとジーンとするところで笑っちゃったりっていうのが少し残念でした……

何度も見に行こう!というものではなかったですが、何回も行く人にとってはこのくらい笑えた方が見やすいかもな、と思いました。この微妙はニュアンス伝わりますかね……(笑)

でも、とても満足しました!
もともと弱虫ペダルが好きなのでやっぱり観に来ると楽しいなあと思うものですね(o^^o)

上記以外に個人的にオススメのシーンは
・小越くんのセミ
・きたむーのダンス
・パンを投げるもっくん
です。

2日目インターハイに繋がるように終わっていたのですが、この先続くのかどうかはわからないですよね(´o`;
もし続いたらキャストさんが楽しみです〜〜!かなり怖いですが(笑)

では

【ネタバレ含】幻の城〜戦国の狂気〜感想


幻の城の初日公演を観てきましたので感想を。
以下ネタバレ、批評も含みます。
嫌な方は見ないようにお願いします。

なお、ネタバレといってもお話の内容は書いていません〜

















設定としては大阪冬の陣〜夏の陣
最初、宇喜多秀家が島に流されたところからスタートしますが、これがかなり唐突。
歴史も原作も知らないわたしが悪いのかもしれませんが…。

天月くんは突然出てきて上の方で歌ってます。オープニング感は満載です。

セットはとても見やすいです。後ろの絵の大阪城が光の加減で立体的に見えてすごくリアルでなかなか驚きます…!

とにかくすごいのは鈴木さんの演技力です。見ていて恐ろしさを感じるほど狂っています。
厠に何度も行こうとしたり、鳥の頭を折ったり……どうなってしまうことかと。(笑)
あと、もうあの鳥の赤い羽根が出てきた瞬間からわたしは赤い羽根募金にしか見えなくて………
宇喜多秀家が赤い羽根募金めっちゃ募金してる…すごいなあ……なんて考えながら見てしまいました……

細貝さん演じる根津が「なぜ俺ではなく他のものが死ぬのか」と苦しむシーンが何度もあるのですがその描写が切ない…

第一幕はなかなか帰ってこない根津たちを心配して送られてきた霧隠を追ってきた徳川軍を宇喜多秀家が見破り、徳川を倒しに大阪へ行く!と断言したところで終わります。

おのえ(豪姫に似ているため秀家への土産物として連れてきた女性)と根津のラブシーン的なものも少しだけあるのですが、実はおのえは徳川の忍びの者だったというのがわたしは1番驚きました。
根津はおのえに惚れていたのにおのえは戦に紛れて根津を殺そうとしていて、そこを秀家が斬ったという…
根津が不憫すぎて…………
ちなみに島まで船を運転してくれた銃之助も命を落としてしまいます。すごくいい人だったのに…………

第二幕は宇喜多秀家を大阪に連れて帰ってきて、真田と秀家が手を組み徳川を奇襲しようと試みるもあと一歩のところで逃げられてしまい完敗します。

豊臣秀頼だけを船で薩摩に逃がし、宇喜多秀家と根津は島へ戻り秀頼が体制を整え再び徳川を倒す日をいつまでも待ち続ける…

というところで終わります。
正直かなりふわっとしてます。
説明すっごい省いているので観に行った方はこんなんじゃない!と思うかもしれませんが…

史実として豊臣が復権することがないのは知っていたのでそこらへんはわかっていたのですが、なんとなく不完全燃焼でした(笑)

わざと終わりを濁しているんだと思いますが予習していない人的にはなかなかわかりにくかったです。
豊臣のその後とか秀家のその後とかナレーション入れて欲しかった…

なんで秀家が最後に淀の方様を殺したのかもわからなかったです。
それが豪姫にリンクしていた理由もわかりませんでした…豪姫が淀の方様だったということですか?違うよね…
歳をとった秀家様が豪姫に会いたいと言っていたのもわけがわかりませんでした…
わたしが読解力ないだけですかね……

まあとても個人的な感想なのですが、お話はいまいちよくわかりませんでした。
ただ、殺陣の迫力はすごいし、笑えるシーンも多く、驚くような場面もあったりと、見ていて引きこまれていく舞台でした。

泣けものが好きなのでマルガリータの方が良かったと思ってしまうのですが、本当に殺陣がキレキレでカッコいいのでそういうのが好きな人は幻の城の方が好きかもしれません!

来年もまた歴史を知りたいシリーズあるのでしょうか〜〜
楽しみにしています。