きらきらすてぃっく

主に舞台関連 / 個人記録用です

ちっちゃな英雄に思うこと

ちっちゃな英雄千秋楽おめでとうございました!!!

実は3年前の6月29日に行ってから、コンスタントに推しもいないのに通い続けていたんですよね。ちっちゃな英雄が今の私を作るキッカケだった、といっても過言ではないです。

(本当のキッカケは戦国鍋ですが…)

 

ということで、思ったことをダラダラと特に結論もなく書くので、大したオチはないです。

 

参戦歴ブログみて思い出し書きしてるのですが、たしか6月27日くらいに始まってたはずのちっちゃな英雄、1チームから、teamがわかれるようになって、9月27日には最初のチームのdreamが千秋楽だったんですね!

そんなに早かったっけ……(笑)続投も多かったからあんまり気にしてなかったのかも。

 

真央ジョージが引退するって発表されてからはバカみたいに見に行ったのもいい思い出です。(もう見にこない!と思ってた)(結果、影が出たから普通にきた)

 

それはそうと、ちっちゃな英雄は、別名島流しと呼ばれている時もありました。(勝手に言ってるだけだけど)

ネルケが新人を発掘して育てる場として、それまではテニミュが担っていたところを、「ねずみ男子」が登場して少し変わったのかな、って思ってます。

 

でも、テニミュと圧倒的に違うところって、ねずみは島流しと呼ばれるレベルで、まあまあ若手じゃない俳優も一定数いる、っていうところがあって。テニスって、本当に誰?この舞台が初?って子ばっかりだと思うんですけど、ねずみはまず「加藤真央」「加藤良輔」がいたんですよね。

これってめちゃくちゃ大きいことで、なおかつ真央くんがいることでちっちゃな英雄はドルステ的立ち位置なのかと思うこともありました。

実際、最初はねずみ男子はドルステの一部みたいな扱いもあったり……最近もあるし(笑)

それでもって、誰も思い出したくもないとは言わんけどもあの辛かったドルフェスにねずみ男子は出演してるんですよね。で、多分都合のいいようにネルケ向き俳優が出てる時はねずみをドルステ界隈系に呼んでるな、って最近は理解してます。(笑)

 

逆に、テニスみたいな新しい子を発掘して育てるって面では、テニスよりもできない子を連れてきてもいい、みたいな風潮あったと思うんです。チームが2つになった時も、味方良介さんがジョージをやったんですよ。だから、あ、何人か俳優を入れて、ズブズブの素人を育てながら様子を見て世間に放つ、いわば実験場なのかな?!とか正直思ってました。公演数多いし、無料(?)だし…

実際、初代のブックスと仲間1か2か忘れたけどそこの2人は特にそんな印象(笑)いやだって、まじで、普通に繋がってたりしてたじゃんみんな!!!!!(笑)いまやってたら俳優としての自覚を持てって怒られますよ。

 

とにかく、ネルケはねずみを始めて、新しいジャンル?実験場をひとつ立てたと思いました。

 

ねずみってめっちゃ不思議で、真央くんとか味方さんとか、加古さんとか呼ぶのに、誰だよみたいのばっかりいれてみたり、人気になって卒業して、さらに人気になったのに戻したり、別界隈だと思ってた人連れてきたり、テニスからも引っ張ってきて、ドルステに輸入してきたと思ったら逆輸入もはじめたり、本当にもうどうしようもない。

だって嫌じゃない?仕事してる身からしたら、別に他の仕事もあるのに、演技なんてしたことないような人とかと一緒に稽古で探りながらチームカラーを出していって、しかも、多摩。多摩だし、朝早いし、休憩全然ないし、下手すりゃ毎日あるし、何公演かのために配役変えられたりするし、客降りもあるし、子供がうるさい日もあるし……?嫌だわ!(笑)

でもみんな乗り越えて3年間やってたんだなあと思うと、本当にお疲れ様って思います。

逆にいいところだなって思うところも沢山あって、まず、スタミナがめっちゃつくと思う。あんなステージ数を朝からやるっていう経験は、これからの俳優としての活躍の幅をめっちゃ広げられると思う。(何目線?)公演数こなしすぎて緊張とかもわけわかんなくなると思うしね。いかにコンディション良く公演数をこなせるか。子供とかもいるようなショーとかはじめてだと戸惑いそうだけどねずみ出てれば、ね。あとは、演技が単純ですごくいい。喜怒哀楽、全部ある。わかりやすい。2.5モノとかに多いかもしれない?けど、キャラがあって、シリーズだったりするとその回は別に感情の起伏がないとかってこともあるかと思うんですけど、ちっちゃな英雄、極端に嬉しい!楽しい!怒り!悔しい!裏切り!絶望!挑戦!嫉妬!勇気!和解!みたいな……なんかもう清々しいし短いのもあるけど感情がダイレクトに伝わる演技をみんなしてくれるし、それができるのってすごい成長できそう!!!(本当に何目線なのか?)あと、アドリブ!これは途中からだったんだけど本当にみんなチームのカラーを出した演技をしていてすごい!昔は全部ほぼ一緒だったよ!!!(笑)あんなハイ!ナナ!とか叫んでない。仲間1.2とか、唯一与えられたセリフ、ジェラルドにこれで食料は全部か?って聞かれたのの返事の「ヘイ!」と、火事のシーンの「あっちだ!」「こっちだ!」だけだったよ。今の仲間たちめっちゃ喋るもん。全然アンサンブルじゃないもん。(笑)

ちなみに馬鹿みたいに変わったなって思ったのは松谷嵐くんがロベルトやった時でした。あんなロベルト私の知ってるロベルトじゃなかった。(笑)でも好きで、最後って聞いたらいてもたってもいられなくて、見に行ったらやっぱりこの人何?!って思ったりもした。(笑)もちろん誰がいい悪いとかはなくて。

そのくらい1つの作品ではありつつも個々に違っていたり、同じ人が戻ってきても全く違う印象を持ったり(廉くんがジェラルドやるなんてありえねー〜!!!!!!ブックス以外ねーよ!と思ったりもしたけど良かったよね!?)

 

何回も同じこと書くけど、そんな育ての場だったフェアリーランドシアターも(勝手に言ってるだけです)、外に出して、少し有名になってから戻ってきたり、テニスから輸入したり、色んな人が出入りしていってエンターテイメント性がどんどん上がっていったなと思いました。昔までは、チームとして区切ってひとつひとつのチームがどう、って思っていたけど、ありえない人数がごっちゃ混ぜになって、同じ空間を共有して、あっちにもこっちにも共演者がいて、チームごとじゃなくて全体的な「ねずみ男子」っていう団体の魅力っていうか、カンパニーっていうのが合ってるのかな?そういう繋がりがあるなと思いました。最後のイベントを見て。

素晴らしいなと思うことがもう1つあって、みんなどんどん演技を引き継いで行くところが素敵だなって思いました。なかなか、全く同じ台本をこんなに沢山の人がやるところを見ることってないと思うんだけど、同じ台本なのに、みんな全然違うんです。でも、同じところもある。あ!これ、取り入れてるんだ!みたいな。ベースを知った上で、このチームはこうしてるんだ!ここのシーンはこのチームのを参考にしたのか!とか色々気づいたりする。これぞ、生物って感じで、わたしはものすごく好きでした。

 

こんだけ書いてるけどまだ終わらなくて(笑)

 

個別に好きなキャストの話を書くと、まず、真央くん。真央ジョージって本当にすごくて、プロなのに、馴染んでるんです。若手に。(笑)真央ジョージがやることなすこと大体全部好きなんですけど、細かすぎるところを言うと、ブックスには特別に!で、どんぐりを投げるシーンがありえない高さで投げるんですよね。てか、あげる前からくるくるなんか投げてるんですよね。そこからジョージの天才感を感じられるのが好きです。いや、だって英雄ですからね!?天才なんですよ!誰よりも上手いんですよ!(解釈違いだったらすみません)だから、普通に見てたらうますぎて浮いてたりするかな?って思うこともあるけど、天真爛漫な感じが、それを感じさせないです。イベントとかだと急激にお兄さんでビビるし、さらに好きになるけど……(笑)

あと、加古さん。私、久しぶりにピューロ行ってねずみ見た時加古さんのいるチームだったんだけど、あまりにもちっちゃな英雄が子供向けのショーであって、感動して、泣いた。(気持ち悪い)実はブログかき起こそうとするほど感動したんだけど、途中でやめてそのままです。(笑)ちっちゃな英雄って本当に不思議で、2.5次元舞台みたいで、いや、最初の頃とかはそうで、実際演者によってだいぶ違ったりしてたんですけど、加古さんがいたチームの時は圧倒的にテーマパークのショーで、あ、これ。これが本来の姿。と思いました。なぜかはもう覚えてない。(笑)

1番お疲れ様って言いたいのは、木村健人くん。ずっと、ずっとよく頑張ってたなって思う!!!!私は岩義人くんと木村健人くんが並んでたあの日を永遠に忘れない。そのくらい、青春だったし、最後に木村健人くんのいるチームが見れて本当に良かったなって思った。すごい上手くなってるんだもん。全っっっっっ然思ってたきむけんじゃなかった。本当にすごい。お疲れ様でした。

 

まじで、ちっちゃな英雄って迷走してたと思う。迷走はマズイか。挑戦してたことが多かったと思う!あーんイベとか、いま考えたらどうなの?と思うけど、いい思い出ですよね。(外れて参加してねえくせに言う)個人的にVDイベント、神すぎて、1人参加だったのに泣いてた。しっぽのきもち大好き芸人だから、またやってほしかったな。(笑)パレレクとか、園内散歩とかし始めてからは「ピューロランドの」って感じになったけど、その前は完全に別物みたいだった気がする。思い過ごしかもしれないけど。

まあこんな感じで、ちっちゃな英雄に対して、色んな思いがあったから、正直ずっと終わらないでほしい!とは思ってなかったんだけど、やっぱり終わるのは悲しいな、と思ったと同時に、「ちっちゃな英雄」として色んな形を経て、成熟して、成功したから終わったのかなって思います。正直キャスト切れだろとか思ってたけど、それも踏まえて色んな意味で限界値だったのかなって思う。推しがねずみばっか出てるって人は今後大変だろうけど……でも、やっぱり良かったんだと思う。

 

2018年5月にここまで書いてました。キショい。キショすぎる何もんだよまじで……???よっぽどねずみが好きだったんだろうな。ちなみに中途半端だから消したけどこの後に好きなシーン個別で書いてたからね。やめろ。

と、思いつつ面白いから公開します。あくまで個人的感想なので叩かないでください(T . T)!

以上